フリーメイスン「間違ったイメージを払拭したい」 イベント、ガイドブック...ついにベールを脱ぐ

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日本の会員数は年々減少

   さらには、団体事情も伝えている。日本には15の支部(ロッジ)を持ち、東京・港区にある1957年創設の国内最大のロッジ(グランドロッジ)は、今年で60周年を迎える。全盛期(1972年)には4786人の会員を擁していたが、現在、日本の会員数は1600人に落ち込み、日本人の会員は300人ほどだ。

   本ではほかにも、シンボルの意味やメイスンの階級制度、入会のルールや会員へのインタビューなど盛りだくさんの内容となっている。日本グランドロッジ内部を収めたDVDも付属する。

   宝島者の担当者は6月29日、J-CASTトレンドの取材に対し、出版の経緯をこう話す。

「ダメ元でフリーメイスンにオファーを試みたところ、フリーメイスンのライセンスを管理している団体と接触することができ、取材・撮影とトントン拍子で実現できました」

   フリーメイスンは毎年、「グランドマスター」と呼ばれるトップが変わり、その年のグランドマスターの方針によってすべてが決まるという。

「3月に就任した2017年のグランドマスターである竹田眞也さんは、すべてにオープンなスタンスの方で、都市伝説や陰謀論などフリーメイスンの間違ったイメージを払拭したいというご意向があり、この企画の全面協力を快諾していただきました」

初版は4万部を発行し、初速は好調に推移しているそうだ。気になった方は、ぜひチェックしてみてはいかがだろうか。

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