悲しいふりをしたコンサル時代
コンサルティング時代のエピソードを尋ねると、
「ホスト時代に怒る側と怒られる側の両方を経験したから、社会人になって上司からボロクソ叱られても『この人は伝えたいことをうまく伝えられないから、怒っているんだな』ってわかっちゃう。相手の気持ちがわかるからすんなり受け入れられるし、ホストでメンタルは鍛えられたからへこたれない。するとまた怒られるので、悲しい振りをしなくちゃいけない(笑)」
と、社会人1年目とは思えない経験を披露してくれた。
第二の人生に不安を持つキャストがいる反面、葵さんのようにホストでの経験を生かして未知の世界に飛び込む「猛者」もいる。葵さんはインタビューの最後、
「もちろん会社から従業員へのキャリア支援も必要ですが、セカンドキャリアは自分で作っていくんだという人間もいる。結果を出す人間は自分で道を切り開いていく方ではないでしょうか」
とコメントした。