JR九州ホテルズとオリオンビールは2017年6月24日、「沖縄と九州を紡ぐ」をコンセプトにした「JR九州ホテル ブラッサム那覇」を開業する。
那覇市内の繁華街「国際通り」からわずか1分の好立地に構える「ブラッサム那覇」。良い意味でホテルとは思えないような趣向が随所に盛り込まれている。
ただ、宿泊するだけじゃない
合計218室ある客室は、通常のツインとダブルルームのほかに、那覇の景色をのぞめる浴室が印象的な「プレミアムツイン」や、広々とくつろげる「デラックスツイン」「デラックスダブル」を用意する。
ホテルの特徴は、なんといってもホテルにいながら「観光」できてしまうことだ。
まずは、「食事面」。館内には、沖縄初出店となるステーキハウス「37 Steakhouse & Bar」を併設。熟成肉のステーキはもちろん、沖縄琉球ロイヤルポークや地元野菜など、ここでしか味わえないメニューをそろえる。
朝食も、「沖縄感」にあふれている。沖縄・安室養鶏場の新鮮な卵を使用したオムレツや、沖縄県の名産「タンカン」や「紅芋」を使った手作りジャムなどのバイキングを楽しめる。
次は、「風物面」。ホテルでは、伝統を感じられるアイテムが宿泊客をもてなす。沖縄の伝統工芸品が随所に飾られていたり、ホテルで提供されるコーヒーメーカーのカップも、那覇の窯元「育陶園」の焼き物を使用するこだわりようだ。
最後に「リラクゼーション面」。最上階(13階)には、複数人で一緒に施術が受けられる有料リラクゼーションサロン「Sanatio」を用意。沖縄の植物「月桃」やシークヮーサーなど好みの香りを選べるオイルで全身や足つぼ、ヘッドマッサージを楽しめる。