インターネット上で、にわかに「ピーマン論争」が起きている。ピーマンの下ごしらえは、「わた」と「種」は取り除くのが一般的だが、「その必要はない」「栄養がたくさん含まれている」といった意見があがり、物議を醸している。
真偽のほどはどうなのか。専門家に聞いた。
「46年間も捨ててました」
「ピーマン論争」のきっかけは2017年6月4日、あるツイッターユーザーが投稿したこんな内容だ。
「ピーマンの種とわた、いつもわざわざ取って捨ててたけど、よく調べてみたら普通に食べれるし実は栄養満点らしく、取らずに調理して食べてみたら種食べてる感ゼロでいつもと同じく、美味しく食べれた...今まで苦労して栄養取り除いてたなんて」
この「新発見」を綴った内容は多くの注目を集め、
「な、なんと・・!」
「これは知らなかったわ」
「ピーマンの種とわたの塚を築かねばならない程に捨てて来たのに...美味しかったってさ...」
「46年間も捨ててました」
と驚嘆や嘆きの声が、数多くつぶやかれた。
一方で、
「エビデンスは?」
「ピーマンの種とワタを取らなくてもいいって聞いたけど本当なのだろうか」
といぶかる声も散見され、真偽不明のまま「新説」が流布している。