スペインリーグのレアル・ マドリード所属のクリスティアーノ・ロナウド選手(32)は2017年6月13日(現地時間)、脱税の容疑でスペイン検察に起訴(在宅)された。現地の複数メディアが伝えた。
疑いがもたれる脱税額はメッシの3倍以上
報道によると、ロナウド選手は2011~14年にかけて、租税回避地を通じて1470万ユーロ(約18億円)を脱税した疑いがかけられている。2010年に設立した会社組織を利用することで肖像権収入を隠し、意図的に収入を隠ぺいしたと指摘されている。
ロナウド選手のマネジメント会社は、容疑を否定している。
サッカー選手の脱税をめぐっては、スペイン1部リーグ、バルセロナのリオネル・メッシ選手(29)に対し、スペイン最高裁は2017年5月24日(現地時間)、懲役21か月と罰金200万ユーロ(約2億5000万円)の判決を下していた。
メッシ選手は、父親であり代理人をつとめるホルヘ・メッシ氏とともに2007年から3年間、中南米の租税回避地に設立した会社を利用して410万ユーロ(約5億1000円)の税金を逃れた疑いが持たれていた。