学生の8割が「多忙」 社会人超える

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若手社員は「仕事よりプライベート」優先

   次は、「オンタイム」(仕事時間)と「オフタイム」(余暇時間)の1時間の価値を値付けしてもらった調査をみていく。社会人が中核を占める20代~50代の間で大きな開きがあった。

   オンタイムでは、20代の「2912円」が一番低く、50代の「4584円」が最高額となった。これは年代が上がるにつれ、増えていった。一方のオフタイムでは、傾向が逆転。50代の「3201円」が最低で、一番高く見積もった20代の「9479円」と約3倍差がついた。

   この結果から、若手社員は「プライベート重視派」が多く、ベテラン社員ほど「仕事重視派」が多いことがわかった。

   そんな至福のひとときである「オフタイム」。最も大切にしている時間帯はいつだろうか。アンケートの結果、こうなった。

1位「金曜日の22時」
2位「月曜日の5時」
3位「月曜日の6時」

   一番支持された「金曜日の22時」を選んだ理由として、

「週末の1人ゆっくり時間」(20代女性)
 「一週間の仕事が終わってほっとして、休みに入れる時間帯だから」(40代男性)

などと、リラックスできるため、とする回答が多かった。

   「月曜日の5時」「月曜日の6時」については、

「週の始まりで気持ちをオンにする時間だから」(男子学生)
 「一週間の始まりがきちんとスタートすればその週は時間に追われない」(30代男性)

と、オンモードへの切り替え時間として大切にしているようだ。

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