今年もまた、「選抜総選挙」の季節がやってきた――某アイドルグループではない、大相撲である。日刊スポーツが例年開催している人気企画「大相撲総選挙」が、今年も盛り上がりを見せている。
好きな力士に票を投じ総数を競う恒例行事だが、過去の選挙では横綱・稀勢の里が5連覇と圧倒的な人気を誇る。最近では、「スー女」と呼ばれる相撲好き女子の登場もあり、今年はし烈を極めそうだ。優勝ははたして!?
「AKBより大相撲総選挙にお熱」
今年で6回目を数える「大相撲総選挙」には、2017年夏場所番付の幕内力士42名がエントリーした。まるでアイドルのような仕上がりが例年話題となるポスターは、今年も力作ぞろいとなっている。
例えば、17年5月に大関昇進を決めた高安。「稀勢に続く男」とのキャッチコピーとともに、メロン2玉で頬をおおい、にっこりほほ笑む高安が写る。
鳥取市出身の力士・石浦関は、野球ボールを放つ姿に「キレッキレ」とのコピーが添えられている。もはや相撲と関係ない。
相撲ファンは早くも過熱ムードのようだ。ツイッター上では、
「AKBより大相撲総選挙にお熱」
「今日は誰にしよう〜〜って目移りするものの、照ノ富士と逸ノ城のかわゆさにいつも参ってしまう」
「大相撲総選挙、どうせわたしが投票しなくてもキセに入れる人なんてたくさんいるでしょ......と思ってるから若手ばかり入れてる」
と黄色い声援が多数あがっている。
投票は、日刊スポーツの専用サイトから1日1回、最大3人まで可能。締め切りは6月10日11時59分まで。結果は、6月15日10時からのニコニコ生放送および16日付の日刊スポーツで発表される。