道内でも滅多に流通していない
「北都」の担当者は6月6日、J-CASTトレンドの取材に対し、
「赤身肉は、淡白で少し臭みがあります。食感は、くじら肉にちかいですね」
と話す。食べ方は、甘辛く煮た「大和煮」が一般的だといい、今回の商品のようにカレーで食べるのは珍しいようだ。
アザラシ肉は北海道でも滅多に流通しておらず、同社では、知り合いの漁師に駆除した個体の赤身肉をわけてもらっているそうだ。
商品でこだわった点を聞くと、
「臭みを消そうと思えば消せるんですが、あえて特徴である臭みを少し残してあります」
と明かす。
実際に、都内のアンテナショップで商品を購入して食べてみた。辛口のルーに隠れた大きめの赤黒い肉片からは「けもの臭」をほのかに感じるが、食べごたえがありペロリといただけた。