ハーゲンダッツジャパンが2017年5月9日から期間限定で発売しているミニカップ「ショコラミント」(税込294円)にアルコールが含まれているとして、「知らなかった...」「なんという罠」と驚きの声が続出している。
アルコール分0.3%
「ショコラミント」は、爽やかに香るミントのアイスクリームに、ほろ苦いチョコレートチップを合わせた商品だ。
食べてみたというツイッターユーザーからは、
「お上品な味がしました」
「めちゃめちゃ美味しい」
と、絶賛コメントが多い。
一方で、アルコールが「0.3%」含まれており、注意喚起する人や、気づかなかったという声も多数漏れている。
「ダッツのショコラミントはアルコール入っているので運転される場合はご注意を...」
「アルコール入ってたんですねー下戸なので食べるの気をつけます」
商品のパッケージ側面では、「アルコール分0.3%」「お子様や特にアルコールに弱い方はご注意ください」と注意を促している。しかし、小さく書かれているため、見逃してしまう人が多いのかもしれない。
「酒気帯び運転」に相当?
実際に、記者が「ショコラミント」を1つ食し、食事後すぐに呼気中アルコール濃度を測ってみると......。呼気1リットルあたり0.15ミリグラムが検出された。
道路交通法では、血中アルコール濃度が、1ミリリットル中0.3ミリグラム、又は呼気1リットル中0.15ミリグラム以上のアルコール量が検出された場合、「酒気帯び運転」としている。違反点数は13点(免許停止90日)、3年以下の懲役又は50万円以下の罰金を科すと規定されている。
今回の計測結果は、それに該当する結果となった。計測者の体質やテスターによっては数値にバラつきがあるため必ずしも正確な数字ではないが、運転前にこの商品を食べるのは控えた方が良さそうだ。
(6月5日18時追記)
ハーゲンダッツジャパンは、こうした事態を把握しているのか。広報担当者は5日、J-CASTトレンドの取材に対し、
「アルコールが入っているんですね、という確認のお電話はあります」
と答える。ただし、「ショコラミント」をはじめとするアルコールを含んだ商品をめぐって、これまでトラブルは起きたことがないという。
「今後、お客様の声によっては記載方法の変更もありえます」とも話した。