口の中をヤケドしたかと思うほどの「18禁」
続いてチャレンジしたのは「18禁カレー 痛辛」。濃いピンクのパッケージは成人向けグッズみたい。裏を見ると「辛すぎますので、18歳未満の方は食べないでください」「高血圧、体調不良、胃腸の弱い方は絶対煮食べないでください」と注意書きが。ドキドキしながら開封したところ、見た目はどこにでもあるレトルトカレー――と思いきや、唐辛子らしき物体が不気味な存在感を出しているではないか。
試食開始から数秒で、猛烈な辛味が襲う。まるで口の中で花火が炸裂してヤケドしたかのような気分。風味は一切感じず、ただただ辛い、というか痛い。鼻と目から液体があふれ、5口でギブアップした。この辛さから逃れたくて、必死に歯を磨いてうがいしたものの、口の中のしびれは1時間以上経っても去らない。40余年の人生で最も辛いフードと断言できる。
ちなみに「18禁カレー 痛辛」はVillage Vanguard(ヴィレッジヴァンガード)の実店舗にて1000円(税別)で購入した。在庫そこそこあったところを見るとリピーターがいるのだろうか――。
ほめる点を一つ挙げると、他商品よりも肉の量が明らかに多く、しかも美味だった。値段相応と言えなくもないが、メーカーの心意気を感じた。