細川護煕、制作3年の「超大作」ついに完成 プレナスの米文化継承事業で

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「制作期間3年をかけて、ようやく完成しました」――。

   細川護煕・元首相(79)が制作した、四季折々の棚田を描いた高さ8メートルにおよぶ「巨大壁画」がとうとうお披露目になる。「プレナス米文化継承事業 細川護熙作『棚田の四季』展」の一般公開を前に、プレス向け内覧会が2017年5月31日、都内で行われた。

  • (左)細川氏(右)塩井氏
    (左)細川氏(右)塩井氏
  • 高さ8メートルにおよぶ大作
    高さ8メートルにおよぶ大作
  • 壁画には、日本の原風景である棚田を描いた
    壁画には、日本の原風景である棚田を描いた
  • 米の歴史が学べる展示も
    米の歴史が学べる展示も
  • 米の歴史が学べる展示も
    米の歴史が学べる展示も
  • (左)細川氏(右)塩井氏
  • 高さ8メートルにおよぶ大作
  • 壁画には、日本の原風景である棚田を描いた
  • 米の歴史が学べる展示も
  • 米の歴史が学べる展示も

一般展示は6月1日~4日の4日間限定

   この壁画は、持ち帰り弁当の「ほっともっと」や、定食チェーン「やよい軒」を運営するプレナス(福岡市)の「米文化継承」活動の一環で制作された。

   同社の塩井辰男社長は、制作の理由を

「海外への店舗展開を加速する中で、海外のニーズに迎合するのではなく、日本の食文化を正々堂々と伝えながら出店していきたかった。そこで、日本の食文化を感じてもらえるようなシンボルを作りたかった」

と話す。

   そこで、文化や芸術に造詣が深い細川氏に2013年に制作を依頼する。さまざまな種類の墨を使いわけ棚田の四季の変化を丹念に描き、完成には3年を要した。

   細川氏は、テーマに「棚田」を選んだ理由をこう語る。

「お米を柱としてやっている企業でありますから、一番ふさわしいのは日本の原風景である棚田だと思いました」

   プレナスは、米を主食とするメニューを年間「3億食」提供している。使用する米の量は、日本の総生産量の0.5%にものぼる「4万トン」だ。

   塩井社長は「今回の展示をきっかけに、日本の米文化の魅力やその価値を再発見していただければ嬉しいです」と意気込んだ。

   展示は、6月1日~4日の4日間限定で、スパイラルガーデン(東京都港区南青山5-6-23)にて一般公開される。展示は11時~20時。入場は無料。

   巨大壁画の他にも、制作の様子を収めた動画や、日本の米文化の歴史を紹介する展示物も用意する。

   詳細は公式サイトから。

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