しわを改善して表情を豊かに
そもそもこの「EMOJI-GAO CHALLENGE」は、資生堂のしわ改善技術をPRする「資生堂 表情プロジェクト」の一環として公開された。
17年に同社は、日本で初めて、有効成分・純粋レチノールの配合による「しわを改善する」新効能の認可を厚生労働省から受けた。その純粋レチノールを配合した美容濃密リンクルクリームが、エリクシール(ELIXIR)ブランドから6月21日に発売される。
同社が17年4月14日・15日にインターネットで実施した「現代女性のSNS/メールと日常生活における『表情』に関する調査」によると、30 代・40 代の49.0%が8 割以上の頻度で絵文字を利用しており、「いつも(10 割)」と回答した人は約20%を占めた(図表1)。
また、10 代では4 人に1 人(26.0%)が、周りの人から表情が豊かだと「よく言われる」結果となった。ところが30 代・40 代では、表情が豊かだと「よく言われる」人は10%強しかいない。年齢が高くなるとともに、表情が豊かだと「よく言われる」人は減っていく(図表2)。30 代・40 代は絵文字の利用率が高い一方で、表情が豊かだと「よく言われる」は少なくなっており、日常生活における表情の出し方は、SNS/メールにおける絵文字利用とは逆転することが明らかになった(図表3)。
日常生活で笑顔、泣き顔、怒り顔、驚き顔、真剣な顔、困り顔のいずれかの表情を出すとき、30~50 代女性のうち70.3%がしわを気にしている(図表4)。とくに気になるのは、笑うときの「目尻のしわ(55.5%)」と、怒るときの「眉間のしわ(51.7%)」だった。