一般庶民からすれば、外見だけで「うわっ!」と位負けしそうなパソコンが発売される。
ドイツの自動車メーカーであるメルセデス・ベンツと日本のPCメーカーVAIOは2017年5月24日、両社のコラボ商品として、13.3型ノートPC「Mercedes-Benz×VAIO Z」を限定100台で発売した。メルセデス・ベンツ公式オンラインストアのみ受け付けている。
システム音はベンツのエンジン音
PCの顔となるアルミニウムボディ表面にベンツのデザインをレーザー刻印。タッチパッドやヒンジ裏面にはベンツの象徴であるエンブレム「スリーポインテッドスター」を配している。
起動時とスタンバイ復帰時に鳴るシステム音も凝っていて、メルセデス・ベンツ車両のリアル音源を収録した。2つの異なるエンジンサウンドがユーザーの遊び心を刺激する。
壁紙は、2030年以降の東京をイメージしたデザインコンセプトモデル「Vision Tokyo」が2種類、1954年に発表された伝説のガルウィングモデル「300SL」が2種類、全4種類が全商品にインストールされている。
暗い場所での作業を快適に行うためのバックライトキーボードは、Vision Tokyoの放つ光をほうふつとさせる、未来的なイメージのブルーを採用。文字とキートップのすき間からもれるブルーが特別な存在感を演出する。
サイズは約 幅324.2×高さ15.0~16.8×奥行215.3(mm)、重さは約1.35kg、バッテリー駆動時間は約19.4~19.7時間。OSはWindows10 Home(64ビット)、ストレージはSSD256GB、メインメモリーは8GB。
CPUはCore i5とCorei7の2タイプがあり、価格はCore i5モデルが25万円、Corei7モデルが28万5000円(いずれも税込)。