巨人・小林誠司(27)捕手が正念場を迎えている。
2017年5月18日の対ヤクルト戦で、高橋監督はついに、「小林外し」の決断を下したのだ――。
「打ててない以上仕方ないか、、」
小林捕手は開幕から全試合に出場するも、打率.173、本塁打0(2017年5月18日時点)と打撃面で苦しむ。
2017年3月に開催されたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では、チームトップの打率.450を記録し「ラッキーボーイ」の異名までついたが、シーズン開幕後には「酷評」が続いていた。
野球解説者の桑田真澄氏は、小林の空振りの多さを指摘し、
「自分のタイプ、らしさが大切。どうみてもホームランバッターじゃない。空振りをしない、単打を打てるバッターを目指すべき」
とダメ出し。
巨人の村田善則バッテリーコーチも
「皆さん急成長って言いますが、技術的な急成長っていうのは、実はなくて...。(技術は)急には上がらないです」
と分析している。
それでも高橋監督は辛抱強く使ってきた。しかし、とうとう耐え切れなくなったか、前述の試合では、今季はじめて小林をスタメンから外し、實松一成(36)を起用した。
今回の「小林外し」に、ツイッター上ではファンらから
「誰がなんと言おうと正捕手は小林誠司しかいない」
「時期尚早」
「代わり居ないだろ」
と擁護の声が上がる一方で、
「阿部が一塁専念で小林誠司は自分以外に正捕手いないっていう驕りと甘えがあるんじゃないかと思う」
「小林誠司はこのままベンチを温めるべきサネ」
「まぁでも投壊の責任は捕手にもあるし、打ててない以上仕方ないか、、」
と厳しい向きもある。