貨物専用線路を走る「お座敷列車」ツアー 胸アツ企画がキャンセル待ちの大人気!

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   定期旅客列車の走らない貨物専用路線は全国各地に存在する。例えば首都圏なら、小岩駅~金町駅の「新金貨物線」、三河島駅~田端操車場(田端信号場駅)の「常磐貨物線」、桜木町駅~鶴見駅の「高島貨物線」などが挙げられる。

   あそこから見える景色はいったいどんな感じなのだろう――。鉄道ファンの夢をかなえる日帰りツアーが2017年7月、運行する。

  • 当日の走行予定ルート
    当日の走行予定ルート
  • 本ツアーの行先標 表面(通称:サボ)
    本ツアーの行先標 表面(通称:サボ)
  • 本ツアーの行先標 裏面(通称:サボ)
    本ツアーの行先標 裏面(通称:サボ)
  • 当日の走行予定ルート
  • 本ツアーの行先標 表面(通称:サボ)
  • 本ツアーの行先標 裏面(通称:サボ)

7時間以上かけて東京・千葉・神奈川をぐるりと巡る

   旅行会社のクラブツーリズムは2017年7月15日・22日、JR東日本のお座敷列車「宴(うたげ)」号を貸し切って、首都圏の4つの貨物路線をつないだオリジナルルートを巡る日帰りツアーを行う。

   ツアー名は「お座敷列車『宴(うたげ)』で行く特別ルート 都会の貨物線日帰りの旅」。池袋駅を8時59分に出発し、山手貨物線、りんかい線、京葉線、外房線、総武本線、新金貨物線、常磐線、常磐貨物線、山手貨物線、横須賀線、根岸線、高島貨物線を経由して、16時14分に品川駅へ到着する。走行距離は約240km以上もあり、所要時間は7時間15分におよぶ。

   りんかい線から京葉線、横須賀線から根岸線をつなぐルートは珍しい。一度乗ってみたいという鉄道ファンもいるだろう。

   お座敷列車なので、写真撮影も右に左に思うまま。新金線と京成本線の立体交差や、新金線・国道6号新宿新道踏切、高島貨物線の車窓から見える横浜の高層ビル群――と、撮影スポットは尽きない。

   各日150人限定で、料金は大人2万2000円、子ども1万9000円。参加者にはクラブツーリズムオリジナル特製サボ(行先標)がプレゼントされる。

   ネットでは「面白いけど高いな」「今回はパス」という声が挙がったものの、現在はキャンセル待ちの状態。5月16日17時現在、受け付けはまだ行っているので、希望者は特設ページから申し込みを。

   1994年に登場した「宴」は、その運行歴の長さからいつ廃止になってもおかしくないと噂されている。ルートと列車の組み合わせの妙が、高い料金でも人気を集めた要因といえる。

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