【イッキにモテろ!恋活レボリューション部】
2017年1月期のドラマ「就活家族」(テレビ朝日系)で人事部長、三浦友和を誘惑した木村多江のセクシー破壊力にくらくら。現実社会でも、フジテレビの細貝沙羅さん(元アナウンサー)やWOWWOWの日高夏子さんと、人事は容姿も仕事も超ハイスペックな美女だらけだ。コワい査定を乗り越え、「美人事」を落とす最大の武器はコレだ。
鬼門から恋の相手が登場
住宅メーカーの支社で働くヒロキさん(30)にとって、本社人事部といえば給料や待遇の査定を握られている鬼よりコワい存在。ところがまさか、その「鬼門」から恋の相手が現れるとは!
半年前、「広報誌にのせるためにピックアップした社員インタビューをしたい。支社の営業代表として願いできますか?」と人事部のA子さん(33)から連絡が入った。当然、引き受けることになったが、支社にやってきたA子さんがあまりに「どストライクのタイプ」だったので、シャイなヒロキさんは心拍数の急上昇を見抜かれそうで、視線すらあわせられない。
吉瀬美智子似のすらっとした美女の上、人事部の期待のエース。年上の先輩だが、結婚リングはなし!
一方、ヒロキさんの容姿は平均的な塩顔系だが、性格的には男子校出身ならではのモサ系で、男同士の遊びの方が得意なタイプ。3年前、遠恋の彼女と別れてからは1人を通していた。
インタビューに答えて経歴を話しているうちに、一見、バリキャリに見えるA子さんの天然でツンデレな部分も見えてきて、ますます惚れ込んでしまう。すっかり舞い上がったヒロキさんは、A子さんが帰った後、同期の男たちに「オレは絶対、A子さんと結婚する!」と予告ホームラン宣言。まだデートすらしていないというのに、女性経験の少ないヒロキさんの脳内ではもう、式の日取りまで決まっていた。
インタビューは2回。次の回は会社近くのカフェで会うことになったのを幸いに、ヒロキさんは「色々、確認事項もあるので」と、ちゃっかりA子さんのメールやラインを聞き出す。
しかし!! ヒロキさんはここで大きな壁につきあたる。
本社人事部!
自分がA子さんに送ったメールは、もしかしたら人事部長にチェックされるかもしれない。少しでも浮かれていることを書いたら、「セクハラ野郎」としてブラックリストにのるかも。
その上、本社の同期に探りを入れると、A子さんは人事部長の大のお気に入りで人事部のアイドル的存在だという。そんな彼女に嫌われてしまったら、この先、社員としての身の上がかなりヤバい!
「本社人事」のプレッシャーは想像以上にキツく、ヒロキさんは手も足もでない金縛り状態に。
おまけにA子さんからくるLINEもすべて仕事上の連絡ばかりで、食事に誘うきっかけが見つからない。そんなある日、天からの救いの手が。
「新入社員向けの研修で、先輩社員として社内講師になってほしい。打ち合わせができないか?」というA子さんからの電話。
指定の日が外回りだったため、急遽、品川近くのカフェで会う事に。