アプリ連携で新しい買い方が可能に
冒頭で触れたイノベーション自販機は、無料の専用アプリ「acure pass(アキュアパス)」と連動して、これまでにない新しいドリンクの「買い方」ができる。
たとえば「後払い受取」。この機能は、事前登録することでクレジッドカード払いができるというもの。現金やICカードがなくても買うことができる。クレジットカード利用でポイントをためている人にとってうれしいサービスだし、「アキュア メンバーズ」に登録・連携することで、アキュアパス独自の「アキュアポイント」が別にたまるのもお得だ。
そして、「マイドリンク受取」機能。事前にスマホで目的のドリンクを「購入」しておくと、現地の自販機でQRコードをかざすと、購入されたドリンクが画面上に浮かびあがる。
「プレゼント」は、購入済み商品を家族や友人に贈れる、アキュアパス会員限定の機能。自動発行されるURLをSNSやメールで送信し、受信した人がURLをタップすると、アプリの「マイドリンク」ページに商品が加わる。QRコード画面を開いてイノベーション自販機にかざすと――、マイドリンクに入っている商品を受け取れるという仕組みだ。プレゼントされた商品の有効期限は購入日から180日。ちなみにアキュアポイントは購入者にたまる。
勉強や仕事に頑張っている親しい人に「ファイト!」「お疲れ様」といった文言を添えて送れば、相手に喜んでもらえること間違いなし。
ライフラインの1つとして欠かせないものになった日本の自販機。イノベーション自販機はその最先端を走る。JR東日本ウォータービジネスは、東京駅のほか池袋駅、上野駅、大崎駅、品川駅、新宿駅、横浜駅など首都圏主要駅に約20台を順次設置していく。