記者の商品がラスいちだった!
記者も5月8日、都内の家電量販店で1382円(税込)のハンドスピナーを購入してみた。玩具売場の担当者によると、ゴールデンウィーク直前に20個ほど入荷したものの、またたく間に売れ、記者が購入した商品がラストだという。
付属の商品説明を読むと、
「これで何をするの?とよく聞かれるのですがそんな皆さんに警告です。物事に意味を求めてしまう時点で、すでに現代病に侵されています。このおもちゃは何かをするためのものではなく、何もしないを楽しむコペルニクス的大転換の暇つぶし器具です」
と、文言が並ぶ。
あふれだす懐疑心とともに実際に回してみると...なんだろう、この既視感は。記者は幼少期、「ベイブレード」や「ハイパーヨーヨー」といったコマ遊びに熱中したが、その感覚に近い。一定の回転を続ける物体をただただ眺めているだけで、「安心感」や「懐かしさ」がこみあげてくる。
購入してからは、仕事中にもかかわらず無意識に手が伸びてしまい、この記事を書いている最中もたびたび回していた。この中毒性は実際にやってみないと味わえないが、ハマりすぎは要注意だ。