アメリカ発のストレス解消グッズ「ハンドスピナー(別名:フィジェットスピナー)」が爆発的ヒットを記録している。
日本でもブームがじわじわと浸透しつつあり、複数のネットメディアや情報番組「ZIP!」(日本テレビ系)でも紹介された。そんな話題の商品を、J-CASTトレンド編集部でさっそく遊んでみた。
入荷後すぐに完売
ハンドスピナーは1993年、筋力の低下を引き起こす重症筋無力症を患う娘を持つ米フロリダ州在住の母親によって生み出された。力が思うように入らない娘でも遊べる「オモチャ」として産声を上げる。その後、2016年ごろに企業家の目に留まり、「ストレス解消グッズ」として商品化。若年層を中心に広まり、米ニューヨーク・タイムズでも特集された。
日本でも、17年初頭あたりから「楽しそう」「これはハマる」といった口コミがネット上に投稿されはじめ、ブームの兆しを見せている。
ハンドスピナーは、プラスチックや鉄でできた本体に、グリップが3点ついた回転部分と、回転をなめらかにするベアリング(軸受け)が埋め込まれた中心部分からなる。だいたい手のひらに収まるサイズで重さは50~100g程度だ。
遊び方は、中心部分を2本指で挟み回転させるだけ、といたってシンプル。遊びなれたユーザーは、回転の長さを競いあったり、指を組み替えるといった「ワザ」を編み出したりと、独自の遊び方を開発して思い思いに楽しんでいる。