結婚はこわくない、この1冊で安心
「手鍋下げても」という言葉がある。好きな人と夫婦になれるなら貧しさもいとわないという意味だが、結婚するにはやはり、お金が大切だ。『結婚までに、やっておくべきお金のこと』(著・中村芳子、サンマーク出版、734円)は、お金の専門家であるファイナンシャル・プランナーが結婚とお金について実務的なアドバイスをする。
結婚には準備が必要だし、結婚すれば日々の家計をやり繰りし、将来のために貯金もしなければならない。これまでとお金に対する考え方が変わってくる。「シングルライフ」と「結婚ライフ」はどう違うのか、婚活、結婚資金、式の費用、結婚してからのキャリア&マネープラン、子どもの教育費、年金と老後――幸せな人生のためのヒントが網羅されている。
事実婚、離婚、再婚にも触れ、結婚に不安を持っている人やためらっている人にも「結婚はこわくない、この1冊で安心」がキャッチフレーズだ。