総合人材サービスなどを行うMAYA SYSTEM(東京都新宿区)は、SIMカード不要で世界91か国を1台で利用可能な海外Wi-Fiルーター「AeroBile(エアロバイル)」を2017年4月10日に発売を開始した。
行き先をポータル上で登録するだけ
現在、海外でのデータ通信利用はレンタルWi-Fiルーターやキャリアローミングの利用が一般的だという。レンタルのルーターの場合、渡航する国の数だけ借りる必要があり不便であったため、1台でどこにいてもネットを使える製品を開発。
独自技術「クラウドSIMテクノロジー」を採用することで、端末に内蔵されているバーチャルSIMが現地の最適な通信キャリアを検知し、通信環境を整えてくれる。SIMカードを利用する国や環境に応じて入れ替える必要もなく、さらに、渡航する国の数だけレンタルする必要もない。
利用可能エリアは、中国、台湾、韓国などアジアエリアをはじめ、イギリス、フランス、オランダなどのヨーロッパ諸国、アメリカ、南アフリカ共和国、インドネシア、タイ、シンガポールなど91か国。メジャーな出張先はもちろん、これから成長が期待される国々まで網羅している。
利用方法は端末を購入し、行き先をポータル上で登録するだけ。突然の海外出張にも慌てることなく利用可能だ。
価格は先着500台のみ端末代1万9800円(税別)、月額基本料無料のキャンペーン価格で購入できる。
なお、本製品は17年5月10日~12日に東京ビッグサイトで行われる「第7回モバイル活用展 春」に出展予定。