新年度の4月に入社・入学した新人や異動、初めての一人暮らしなど、新たな環境で生活をはじめた人たちが適応できずに体調を崩してしまう「五月病」。朝から憂鬱な気分になる、だるさが抜けない、食欲不振や下痢など症状は人それぞれ。
今回は、そんな五月病を乗り切るための気分転換方法、スポーツや体操、爽快な物語など、鬱々とした気分を解消できる3冊を紹介する。
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ありのままの自分にOKを出したとき、すべてはうまくいきはじめる
「自分の容姿や性格、能力について自信が持てないという人。いつもなにかしらの不安を抱えているという人。周りの人とうまくコミュニケーションがとれないという人。食べすぎてしまう人、逆に拒食症に悩んでいるという人。うまくいかないことが多いという人。
好きな人がいても思いを伝えられない、あるいは恋愛関係が長続きしないという人。このすべてに共通すること、それが"自己愛が足りない"ということです(本書より)」。
シンガポール出身の著者・イヴリン・リム氏は、そういった人たちから寄せられる1000通にものぼるメールに回答したり、ライフコーチとして相談にのっている。
本書『人生が変わる自分の愛し方』(著者:イヴリン・リム サンマーク出版 1512円)では、世界中のあらゆる境遇の人の豊富なケーススタディを通じて、私たちがいかに自分を愛して、認めて、すばらしい人生を手にするかを追究している。
「自分を愛すれば、人生はうまくいく」「自分を愛するために、自分の心と対話する」「そのままの自分をまるごと受け入れられるようになるために」など全6章。