4シーンで比較 やっぱりカメラ機能はすごかった!?
Instagramやツイッターの人気拡大に伴い、スマホメーカーはカメラ機能の強化に力を入れている。そのおかげもあって、「通信機能のついたカメラ」と言えるほどスマホのカメラ機能は向上した。Moto G5 Plusの背面カメラは有効画素数約1200万ながら、サムスンが16年に発売した「Galaxy S7/edge」と同じ「デュアルピクセル・オートフォーカス(AF)技術」を採用しており、瞬時にピントを合わせられるのが売り。またレンズのF値は1.7と、暗い場所に強い。
「晴れた日の花」「料理」「夜の人形」「動く乗り物」の4シーンで、Moto G4 PlusとMoto G5 Plusのカメラ機能比較を行った。いずれもオートで撮影している。
「晴れた日の花」と「料理」は、Moto G4 Plusが若干青かぶり気味なのに対し、Moto G5 Plusは色味のバランスが取れている。
「夜の人形」はライトをOFFにして撮影。暗い環境にもかかわらず、両機種ともそれなりに撮れたことに感心した。ただ、Moto G5 Plusの画像をよく見ると背景の草木がシャープに写っている。
東京・有楽町の東京交通会館3Fテラスから東京駅を出発する新幹線を撮影した「動く乗り物」は大きな差がついた。ピント合わせが早いMoto G5 Plusはスイスイ連続撮影できたのに対し、Moto G4 Plusは撮影ボタンを押してから保存するまでにもたつきがあり、シャッターチャンスを逃しやいと感じた。
ハイレゾやおサイフケータイ、電子コンパス、耐水・防水機能に非対応なのは惜しいところが、それ以外の点で不満はほとんど見当たらない。
直販ストア「moto store」の販売価格は3万8664円(税込)。さらにAmazonは数百円ほど安く売っている。17年に発売されたSIMフリー端末の中では、真っ先にチェックしておきたい1台と言えるだろう。
※製品のデータ容量記載に一部誤りがありました。現在は修正しております。読者の皆様にはご迷惑をおかけしました。ご指摘ありがとうございます。(2017.05.01/トレンド編集部)