個性的なカップめんを次々と発売する日清食品の創作意欲が止まらない。同社は2017年5月8日、「日清のどん兵衛 ギョーザラブうどん」を全国で発売する。ギョーザ(餃子)の種類は調理の仕方によってさまざまあるが、この商品は難易度の高そうな「焼き」に挑戦している。
本物のギョーザが入っているわけではないけれど
「明太子クリームうどん」「カルボナーラうどん」に続く、創作系うどんシリーズの第3弾として登場するこの商品は、中華料理の人気メニューであるギョーザをどん兵衛流にアレンジした即席フードだ。
もっちりとしたつるみのある麺(めん)をギョーザの皮に見立て、肉ミンチ、キャベツ、ニラ、輪切り唐辛子を具材に入れた。焼きギョーザの香ばしさとジョーザのたれをイメージした醤油(しょうゆ)ベースのスープが、酸味と辛味のバランスが絶妙なコクを生み出す。ギョーザを鉄板で焼いたような香ばしい匂いが食欲をそそる。
パッケージに描かれているカエルとウサギの擬人化したイラストは、およそ800年前に製作された国宝絵巻「鳥獣人物戯画」をモチーフにしたと思われる。ウサギがギョーザを運び、カエルがうどんを食べている。なんとも奇想天外な絵柄だが、ギョーザラブうどんの味も常識を超えた仕上がりかも――。
内容量は93gでうち麺が70g。希望小売価格は205円(税別)。