イチロー並のテクニック? 巨人・坂本勇人が好調なワケ

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   プロ野球・巨人の坂本勇人内野手(28)が、2017年4月22日放送の「SPORTSウォッチャー」(テレビ東京系)の単独インタビューに出演した。

   筒香嘉智や山田哲人、大谷翔平ら、年下の一流打者にも進んで声をかけ、打撃理論を交わす。番組では、坂本のそうした貪欲な姿勢にスポットライトが当てられた。

  • 主将として巨人軍をけん引する(Ship1231さん撮影、Wikimedia Commonsより)
    主将として巨人軍をけん引する(Ship1231さん撮影、Wikimedia Commonsより)
  • 主将として巨人軍をけん引する(Ship1231さん撮影、Wikimedia Commonsより)

ゴジラ松井の助言は、目から鱗だった

   坂本は15年12月のプレミア12で、並みいる強打者たちに話を聞き、「(打つ時に)下からすくい上げる選手が多い。8、9割はそう言っていた」との感触を得ていた。16年2月の宮崎キャンプでは、元巨人の松井秀喜氏に「軸足に9、前足に1の割合で体重を乗せる」と教わった。坂本にとって「今まで考えたこともないような感覚」と目から鱗だったという。

「大谷翔平や筒香、山田とかはね、バッティングの話を聞いてみると楽しいですよ」
「人によって考え方は全然違う。僕はそういうのに興味があるので聞きに行く。自分のことに自信がないので、色んな人に聞いて自分が良くなればいい」

   坂本の打撃は昨季、さらに一皮むけた。打率は3割4分4厘で、4年ぶりに3割超え。プロ10年目で初めて首位打者のタイトルを獲得した。今季もここまで全試合に出場し、3割超えの好成績でチームを引っ張っている。

   そんな坂本は、チームの若手に対し、

   「もっとジャイアンツの若い選手は、そういう気持ちを持ってほしい。人に聞いたりする選手もなかなか見ない。僕は、それが不思議でしょうがない。普通は、『お前打てねえんだから、打てる人の話聞くだろ』となると思う」

と奮起を促した。

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