日産自動車の人気モデル「SKYLINE」が、2017年4月24日で誕生60周年を迎える。同社は記念のイベントとして、歴代13モデルをすべて展示する「SKYLINE TIMELINE」を六本木ヒルズアリーナにて開催する。オープンに先立ち記者発表会を行った。
タイムスリップフォトにも挑戦
記者発表会にはスペシャルゲストとして俳優の浅野忠信さんが登壇した。
SKYLINEへの思いを尋ねられると、「僕は『ハコスカ』(1968年発売の3代目C10型)が大好きですね! 家にミニカーが何台もあります」と回答。「(初めての出会いは)中学生の頃に同級生の兄に乗せられまして、この車かっこいいなあと思った」と思い出を語った。
また、テレビドラマ「西部警察」や、漫画、のちに映画やアニメにもなった「湘南爆走族」におけるSKYLINEモデルの登場も印象深かったといい、この頃から漠然と抱いていた俳優、ミュージシャンへの夢にも影響したと話した。
会場には、SKYLINEとその発売された時代を象徴する風景へタイムスリップした写真を撮影できるフォトスタジオが設置されている。浅野さんは一足先に体験し、その写真も公開された。
内容は初代SKYLINE(1957年発売ALSI型)と建設中の東京タワーとともに浅野さんが写っているというもの。1973年生まれの浅野さんは「この時代に僕は存在していないのにいる、不思議な気分ですね」と面白そうに写真を眺め、そのハマりぶりを褒められると「映画とか撮りたくなっちゃう、映画の中で乗れたら楽しいですねえ」と好奇心をのぞかせた。
最後には、日産自動車の中で最も長い歴史を持つSKYLINEについて「ずっと憧れてきた車ですし、とても魅力的です。この先も愛されてほしい」と熱いラブコールを送った。
「SKYLINE TIMELINE」は2017年4月21日から24日まで開催。時間は11時から20時(最終日のみ18時)まで。60周年に関連して全13モデルが展示されるのは六本木ヒルズアリーナのみとなる。