友利新みたいな美人女医と
結婚できた入院中の凄い裏ワザ

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   【イッキにモテろ!恋活レボリューション部】

   34歳まで「彼女いない歴=年齢」だったオクテの耕司さんが、いきなり高根の花中の花、大病院の美人女医を彼女にしてしまった。しかも恋愛から怒涛の勢いで結婚という大快挙を達成!

   美人女医の結婚といえば、西川史子が会社員と結婚( のちに離婚) したり、準ミス日本の美貌でタレントとしても活躍する友利新が、バツイチ後に8歳年上の非医療系男性と結婚したり、美人医者と非医療系メンズのカップリングが最近目立っている。

   セクシーな美貌、頭脳明晰、高収入と三拍子揃った美人女医をゲットできれば、それこそ一生鼻高々。どうせ婚活するなら志を高くがんばってみたい! というあなたに、耕司さんの、超ウラヤマなキセキの方法を伝授しよう。

患者と医者との関係は崩さずに(写真はイメージです)
患者と医者との関係は崩さずに(写真はイメージです)

会うたびに相談する

   銀縁メガネが似合う優しげな耕司さんは、決して凄いイケメンでもフェロモン全開でもないジミな団体の研究職。同僚の間でも、「なんでアイツが?」と噂のタネになっている。彼の何が女医モテの導火線に火をつけたのか?

   ナースに憧れを持つメンズは多いが、女医となると社会的地位や収入の格差で、最初からムリ、と諦めてしまう人も多いはず。が、それはまったくの誤解なのだ。

   耕司さんの場合、知り合ったきっかけはなんと・・・お腹にできた腫瘍の手術!当たり前の話だが、女医と知り合うのにいちばんナチュラルなシチュエーションは、やはり病気だ。重病ならそれどころじゃないが、命に別状ない病気での入院なら、ヒマすぎて恋ぐらいしかすることがナイっ!

   耕司さんは胃壁の外側の腫瘍だったため、手術後も食事制限がなかったことがラッキーだった。1ヶ月に及ぶ入院に退屈を感じ始めたころ、担当ではないが、時折、回診にくる色白童顔な女医A子先生に、かつてないトキメキを覚えた。

「自分ももう34歳。ここで頑張らないと後がない!」

   一念発起した耕司さん、まずはA子先生に会うたびに、自分の外食の多い食生活のどこを改善すればいいか、酒はどんなふうに飲めば良いか相談を持ちかける。A子先生はもちろん医者として毎回、親身に答えてくれた。が、それだけでは単なる医師と患者の壁を越えられない。

「医者は絶対NGなんです」

   なんとか、病院にいる間に、A子先生にとって患者以上の存在にならなければ!そのためにはまずデート!耕司さんはナースに週末の外出について聞いてみた。意外なことに、自分の症状なら外出許可をとれば問題ないという。

   入院中も外出できる!好きな店に行ける!

   目からウロコの新事実に高鳴らせ、早速、A子先生にこう持ちかけた。

「病院の食事って体にはいいと思うんですけど、どうしても食欲がわかなくて。週末、外でメシを食ってもいいですか?」

   OKをもらったところですかさず、「今後の相談もありますし、日ごろ、お世話になっているお礼に、ごちそうさせてください」と、近くの有名なソバ屋の名前をあげる。ここまでくると、耕司さんの恋心はA子先生にも悟られてしまうかも。ドキドキしながら答えを待っていると、にこっと微笑んで「あの店、私も時々行くんですよ。ぜひ」

   当日、耕司さんは、医者としての指南を聞きながら、さりげなく一番気になっていたA子先生のプライベート事情をリサーチ。童顔に見えるが、何と耕司さんと同い年だという!

「A子先生、美人だし病院でもすごくモテるでしょ?医者同士の結婚って多いですよね?」

   ところが、ここで返ってきた答えに、耕司さんは死ぬほど驚いた。

「私は医者を結婚相手としては考えられません。絶対NGなんです」

   えーっ?世間では理想の結婚相手No.1なのになんで?

「若い医者の中には、病院の各階のナースを全部制覇した!と自慢するような酷い遊び人も結構いるんですよ。ナースにとって医者は上司だし、それにもし結婚できるなら、と思ってしまうから、やはり誘われれば断りにくいし。そういう同業者たちを見てしまうと、もうムリかなって・・・。もちろんマジメな人もたくさんいるけど、そういう人はむしろ早々に結婚してしまうし」

   そうだったのかあー!じゃあ自分のようなジミで収入が低いヤツでもなんとかなるかも!と勢いづいた耕司さんは、医者コンプレックスを克服してA子先生とLINEのアカウントを交換。そしてひんぱんに連絡しあうようになる。

不安をうまくフォローする

   A子先生の返信の速さとマメさにいける!と踏んだ耕司さんは、入院中、3、4回昼食を誘い、退院してからは飲みに誘った。

   その場で「ぼくは絶対、遊んだりはできないし、勤務時間も普通の会社員より融通がきくから、家事のサポートもできる。結婚を前提に付き合ってください!」

   A子先生がOKしてくれたのは言うまでもない。それから交際はトントン拍子に進み、2人は1年後にゴールインした。

   読者の中にも、高学歴・高収入すぎると女医にひけめを持つ男性は多いはず。でもまさに、それが女医側のひけめにもなる。「強くて稼ぎすぎて可愛くない。結婚相手に見てもらえない」という不安をうまくフォローしてあげるのが、女医さんを落とすモテ道。

   そしてとどめの切り札は「外出許可と院内メールです。携帯電話は使えない場所も多いが、メールは大丈夫なんですよ」

   ここで、イケメンでも高収入でも女性とのコミュスキル上級者でもないあなたが、病院で美人女医のハートを鷲掴みにするための、絶対実践すべき法則をまとめてみた。

   (1)何はともあれ、医者と患者の関係がスタート地点。

   入院中の担当医、回診医、外来担当医など、とにかく病気の相談をすることが自然な関係であること。さらにゲスな下心ありと思われないよう、治療や退院後の生活について真剣に悩め。

   (2)入院中、あるいは通院中に、医者と患者以上の関係になれるチャンスを作れ。食事やお茶に誘うならきっかけはあくまで「お礼」または「相談」。医者としての責任感やプライドをかきたてよ。

   (3)女医が望むスペックを提示せよ。

   アラサー、アラフォーの独身女医なら結婚をどこかで意識している可能性は少なくない。女医に必要な結婚相手は子育て、家事をかなり任せられる、拘束時間の自由度の高い男性。しかも女医は親にほめられる「良い子」で育ってきたケースが多く、「よしよし」してくれる父性的な包容力にひかれがち。この2つを最大限にアピれるなら、可能性はぐっと高まる。

   (4)院内メール、外出許可が恋の発展のカギ。

   たとえば「退院後の生活について相談があるので、回診が終ったらショートメールを送らせてください」といって携帯番号を聞き出すなど、自然なタイミングで連絡先を聞くこと。その延長で、外出→食事の誘い。あくまで医者・患者としてのポジショニングを尊重しながらひっぱる。

    とにかく、病院で「患者」以外のものになったら、その時点であなたの恋はジ・エンドと思え!

(ライター・豊田いつき)

豊田いつきプロフィール

東京生まれ。アラサー、アフフォーの恋愛や結婚をめぐる意識変化に詳しいライター。フットワークの軽いインタビューと鋭い分析で日々、激変していく「恋愛現場」 の関係性を発信している。ペンネームで著書多数。

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