腹持ちするのに、カロリーはカップラーメンと同じ
まずは「カップヌードル ぶっかけ飯」から。最初の食感は「おじやみたいでサラッとしているな」。食が進むにつれて、通常の「ぶっかけ飯」よりも香辛料がしっかり効いており、ピリリと辛い感触が舌に伝わる。気温の高くなるこれからの季節にはピッタリかも。米はシャバシャバしているものの、ほどよく形を保っていて、フニャフニャというほどではない。
米が主体だけあって、カップ麺よりも心なしか腹持ちする。「相当カロリー高いんだろうな」と思って標準栄養成分表を見ると、エネルギーは346kcal。麺が主体の「カップヌードル」とほぼ同じだった。
「ぶっかけ飯」というと、いかにも男のグルメという感じ。しかし日清食品の「ぶっかけ飯」は、食の進まない病人に合うフードかもしれない。
続いて「チキンラーメン ぶっこみ飯」を食べた。なんというか、チキンラーメン感がある。麺の量がそんなにあるわけではないのに。ごはんとラーメンを一緒に食べているかのような、お得な感じ。もう一人の試食メンバーである記者Tは、次のような感想を述べた。
「カップ麺をオフィスで食べると『スースー』という音が出てしまいますが、これなら静かに食べられますね。すごくいい」
「私は横浜家系ラーメンが大好きで、カップ麺もよく食べますが、日清食品の『ぶっこみ飯』と交互に食べてもいいくらい、気に入りました」
両商品とも希望小売価格は1食220円(税別)。ぜひ一度試食あれ!