伊勢・安土桃山文化村(伊勢市二見町)は、2017年4月から18年6月にかけ、訪日外国人観光客に向けた大規模リニューアルを行う。
城は2018年6月から泊まれる予定
総投資額は100億円を予定しており、3Dホログラム等最新のテクノロジーを取り入れ、日本ならではのエンターテイメント色を強めるという。
目玉は、日本初となる城での宿泊体験の提供だ。村内にある時代考証に基づき再現された原寸大の安土城が、1泊約500万円の宿泊施設に改装される。
大規模リニューアルの第一期は、2017年4月29日~。
・温泉大浴場、海鮮焼レストランの新設、和コスプレ変身、コスプレ動画スタジオのサービス提供
・刀や革の工房販売処の整備と各劇場の演目の充実
・5月~7月 アニメと現代刀工がコラボした「エヴァンゲリオン展」開催、大学とコラボし忍者アカデミー創設
・4月~8月 安土城全体をお化け屋敷にした「日本一怖いお化け屋敷」開催
第二期は、2017年10月予定。
・和プレミアムな美食街・ファッション街のショッピングモールを整備
・様々なジャンルの横丁を計画
・コスプレのメッカを目指し、数万人規模予定のコスプレイベント初開催
第三期は、2018年6月予定。
村内にある安土城に、日本初の城に泊まれる宿泊施設「THE DREAM CASTLE HOTEL」がオープン予定。周辺には手頃な簡易宿泊所も完備するそうだ。
「伊勢・安土桃山文化村」は、1993年に日本最大級の時代劇テーマパーク「伊勢戦国時代村」として生まれ、2001年には累計来場者数500万人を突破。2003年の「伊勢・安土桃山文化村」への改名した。