2015年のラグビーワールドカップ(W杯)で大活躍し、プレースキックを蹴る前の儀式が「五郎丸ポーズ」として社会現象にまでなった五郎丸歩選手(31)。
そんな五郎丸選手が、現在所属する強豪チームから「退団」する見込みだ。
「W杯とは別人のようだ」とトゥーロン会長
日本はさきのW杯で、強豪・南アフリカをはじめとしてサモア、米国相手から3勝を奪う大金星を挙げた。なかでも五郎丸選手の貢献は大きく、大会後にはドリームチーム(ベストフィフティーン)にも選出された。
五郎丸選手はW杯での活躍もあり、16年シーズンからスーパーラグビーの「レッズ」(オーストラリア)に加入。同年8月にはフランス1部リーグの「トゥーロン」に移籍した。
「レッズ」では、右肩のケガの影響で思うようなプレーができず「苦戦」。その後、「トゥーロン」に移籍し新天地での活躍が期待されていたが、なかなかレギュラーに食い込めず出場機会に恵まれない状況が続いていた。
そんな折に、五郎丸選手がトゥーロンと来季の契約を更新しない方向で検討している、と複数メディアが伝えた。
スポーツ報知(ウェブ版)の17年4月11日配信の記事では、トゥーロンのジェラル会長が、フランスの一部メディアに伝えた、
「(五郎丸選手に)期待はしていた。いいキッカーだが、W杯の時の素晴らしさとは別人のようだ」
といった厳しい評価を紹介した。
今回の報道を受け、ツイッターや掲示板では、
「日本のラグビーは通用しないってことか 体格違うもんなあ」
「怪我じゃないならがっかりやな」
「日本でそのままプレーしてればラグビー人気ももう少し継続したのにな」
と落胆する声や、
「チャーハンタレントに復帰か」
「一発屋芸人みたいな扱いで終わったな」
「急に大金が入ったからモチベーションを維持できなかったんじゃないか?」
と辛らつな意見が相次いだ。