なぜあの遊園地は崩壊したのか?
テレビゲームも携帯電話もなかった昭和30年代。「遊園地」はあの頃の子どもたちにとって憧れの夢の国だった......。『なぜ、子どもたちは遊園地に行かなくなったのか?』(著者:白土健、青井なつき 創成社 864円)では、惜しくも閉園してしまった老舗遊園地の軌跡を辿るとともに、バブル期に乱立され、わずか数か月で崩壊していった巨大テーマパークとの閉園事情との比較や、最近のフード・テーマパーク、都市型アミューズメント施設の台頭を探る。
本書は、「つわものどもが夢の跡 セピア色の遊園地/向ヶ丘遊園、デパート屋上遊園地 ほか」、「なぜ、老舗遊園地は消えたのか?/東京ディズニーランドという存在、実は危なかった!西の横綱ユニバーサル・スタジオ・ジャパン ほか」、「本当に子どもたちは遊園地を見放したのか/実は子どもたちは意外とお金持ち! ほか」など3部構成。