過去には薬物からの復活例も
番組の終盤には、石橋も清原氏について、一言ひとことを噛みしめるように語った。
「野球はあんなに上手なのに生き方が下手なんだなって思う。もう少し自分がここまで築き上げた人生を丁寧に基本に忠実に歩んでいって欲しい」
と、沈痛な面持ちで本音を漏らす。
続けて、
「もうやってしまったことは、しょうがないから、これからの清原選手の頑張りを僕らは応援していくしかない」
と前を向いた。
過去に薬物に手を染めた球界OBでも、復活を果たしたケースはある。阪神のエースとして活躍した江夏豊氏(68)だ。1993年に覚醒剤所持で逮捕され、実刑判決を受けたが、15、16年に阪神の臨時キャンプコーチに抜擢された。とはいえ、逮捕から20年以上も後になってからのことだ。