体験型アトラクション施設「マダム・タッソー東京」(東京都港区)に2017年4月2日、日本を代表するロックミュージシャンである忌野清志郎さんの等身大フィギュアが常設展示された。それを記念して「忌野清志郎プライベート展」が5月7日まで開催されている。
4月30日まではチケット1枚分で2人入場可!
09年に癌性リンパ管症でこの世を去った忌野さんは、生き方そのものがロックだった日本音楽界のカリスマだ。奇抜な服装と化粧でステージに現れ、ぶっ飛んだ歌詞と個性あふれる歌唱スタイル、そしてファッションは多くの熱狂的なファンを生み出した。
マダム・タッソー東京のフィギュアは、ド派手なピンクのスーツにウサギの絵が入った水色のブーツ。手や首にジャラジャラとアクセサリーをつけて、メイクはバッチリ決まっている。ファンの記憶に残る忌野さんのイメージを忠実に再現した仕上がりだ。
フィギュアと一緒に飾られているのは――自転車だ。忌野さんは生前、こよなく自転車を愛し、06年には「サイクリング・ブルース」というタイトルの自転車入門書を発売したほど。彼がカスタマイズしたロードバイクをはじめ、本人が実際に使用していたヘルメットやグローブも併せて展示されている。
ロードバイク後方のパネルには、05年に日比谷野外大音楽堂で開催された「2005 GOD presents YAON」や、08年に日本武道館で行われた「忌野清志郎 完全復活祭」など、ライブ写真11枚が飾られている。
館内に展示する等身大フィギュアはすべて、見て、触れて、一緒写真を撮影して楽しめる。また4月30日まではチケット1枚分(2300円)で入場可能なスペシャル・ペア・チケットを販売する。営業時間は平日が11時~20時、土日祝が10時~20時。いずれも最終入場は19時まで。