東京メトロは、2016年12月23日~25日に日比谷線内限定で特別運行した新型車両13000系について、17年3月25日に日比谷線と東武スカイツリーライン内で本格的に運行を開始した。
車内の主要設備、フリースペースや優先席の位置など統一
ホームドアの早期導入に向け、相互直通運転している東武鉄道の新型車両70000系と仕様共通の車両とすることで、これまで混在していた3扉車両と5扉車両をすべて4扉車両に統一。さらに、両社で異なっていた車両機器や車内の主要設備、フリースペースや優先席の位置などが統一されることで、利用者がどの列車に乗車しても快適に利用できるようになった。
今回の導入を皮切りに20年度中に従来の03系車両全42編成から13000系車両全44編成に更新していくという。
なお、新型と従来車両では車両数やドアの位置が異なるため、新たな整列乗車位置にステッカーを貼付。さらに利用者には列車の両数を行先案内表示器や構内アナウンスで案内している。