センバツ、再試合相次ぎ「投げすぎ」の是非
 元巨人・桑田氏も批判

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   第89回高校野球センバツ大会の7日目に行われた2試合をめぐり、ネット上では物議を醸している。

   この日の第2試合、第3試合はともに延長15回を終えても決着がつかず、再試合が決まった。15回を1人で投げ抜いた「エース」を称える声が挙がる一方、「投げすぎ」を心配する声や「延長15回で再試合ルール」への批判が相次いでいる。

  • ルールの変更は必要?(WikimediaCommonsより)
    ルールの変更は必要?(WikimediaCommonsより)
  • ルールの変更は必要?(WikimediaCommonsより)

2試合で計345球

   まずは、第2試合の福岡大大濠(福岡)と志賀学園(滋賀)の一戦。両チームは延長15回を戦い抜き、1対1と引き分け。規定により再試合となり、中1日空けた28日に再戦する。

   圧巻だったのは、福岡大大濠の右腕エース・三浦銀二投手(3年)。三浦選手は1回戦も9回を完投し、149球を投じていたが、この試合も一人で投げ抜き196球の熱投をみせた。

   次に行われた第3試合、健大高崎(群馬)と福井工大福井(福井)との試合も第2試合と同様に7対7で引き分けた。28日に再試合を控える。

   健大高崎は、サイド右腕・伊藤敦紀投手(3年)が途中に継投をはさんだものの、ほぼフルイニング、計195球を投げ込んだ。1回戦では7回降板だったものの、110球を投げていた。

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