エバラ食品の調査で判明 男性が作ってあげたいお弁当の相手は「子どもより妻」

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弁当は家族愛を高める切り札になる

   お弁当を作る人は用意しながら相手のことを思い、そのお弁当を食べる人は作った人の気持ちを思う。毎日それを体験する人にどのような心の変化が起きるのだろうか。

   「手作り弁当を作ってもらったとき、食べる前と食べた後でどのような変化がありますか」と聞いたところ、「作ってくれた人への愛情が増した」(87.2%)、「お礼を伝えるようになった」(84.3%)、「食べる人の好みや体調などを気づかっていることがわかった」(80.3%)と、お弁当を作ってくれた相手の気づかいが伝わり、気持ちが通じるようになっていることがわかった(図表4)

   最後に、手作りのお弁当によって会話(コミュニケーション)が増えるかどうか聞いたところ、およそ8割(75.3%)の人が「増える」または「やや増える」と回答した(図表5)

   また「会話が増える」と回答した人に対して理由を聞いたところ、「お弁当の感想やねぎらいの言葉を言われるから」(55.1%)、「作ったお弁当の感想を聞きたいから」(42.5%)という回答が多く寄せられた(図表6)。手作りのお弁当をきっかけに会話が生まれており、お弁当がコミュニケーションツールとなっているようだ。

    ちなみにエバラ食品工業では、16年7月から毎月10日を「お弁当の日」と定めている。役員や社員が手作りのお弁当を持参し、お弁当を通じたコミュニケーションを図っているという。さらに17年3月から、自社サイト内に「手作りお弁当講座」のコンテンツを設けた。お弁当作りのポイントやオススメレシピなども多数紹介されている。

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