3月1日に就活解禁(企業へのエントリー開始)をむかえ、就活生の動きがあわただしくなる季節がやってきた。そんな中、ネット上では「おれの就活ヘアをどうしようか」「天パなんだけど就活でコイツ髪巻いてるとか思われて落とされたらどうしよう」と髪型についての悩みが数多く挙がっている。
そんな男子学生にむけて、資生堂の男性用化粧品ブランド「uno(ウーノ)」は「男子就活生の髪型調査」を実施。面接官からのリアルな声が多数寄せられた。
ポイントは「おでこ」
調査は、企業の新卒採用にかかわった経験のある20代~70代の男女645人を対象に実施した。
その結果、面接官の95.5%が、就活生の第一印象が選考に「影響する」と回答(「影響する」54.3%、「やや影響する」41.2%)。さらに、第一印象において「髪型」は80.8%が「影響する」と回答した(「影響する」31.9%、「やや影響する」48.8%)。ヘアスタイルは合否のカギを握っているようだ。
また、髪の長さや色などを変えた20種類のヘアスタイルを用意し、その中から印象が「良い」「悪い」髪型を、面接官が選ぶアンケートも実施した。
好印象だったのは、表情がはっきりみえる「デコ出しスタイル」。上位1~3位に輝いた髪型は、短髪をワックスでしっかりと整え、おでこや耳がはっきり見える。
面接官のコメントでは、
「髪がきっちりと整えられていて清潔感がある」(女性42歳/不動産)
「社会人らしく、清潔感と若さにあふれている」(男性58歳/その他)
「眉が見えていて、表情の変化が分かりやすい」(男性35歳/学校・教育関連)
と、「清潔感」が好印象につながっているようだ。
一方、面接官の3割が「よろしくない」と答えたワースト1位の髪型は、前髪でおでこを隠したマッシュルーム風の「もっさりスタイル」。
「学生の雰囲気を抜け出せていない」(男性54歳/その他)
「清潔に見せようという努力も感じられない」(男性46歳/情報・IT)
「表情を隠しているのがダメ」(女性67歳/製造業)
と、面接官からは厳しい声が挙がった。前髪でおでこを隠したスタイルは、軒並み印象が悪く、「清潔感」がないと判断されてしまうようだ。
なお、unoの特設サイトでは、業界別の髪型ランキングや、人気だった「デコ出しスタイル」のスタイリング方法を動画で紹介している。