「Nitto Innovation Lab.(イノベーションラボ)」は、化学素材メーカーの日東電工(大阪市北区、以下Nitto)が自社の製品を広く知ってもらうために立ち上げたWEBサイトだ。2017年3月14日、革新的なテクノロジーをもとに開発した2つの製品――「HARU stuck-on design;」と「AEROSEAL(エアロシール)」の紹介コンテンツを公開した。
お手軽&大胆に、部屋の模様替えができるテープ
面積の大きい壁面は部屋の印象を決定づける大事な要素だ。16年7月にNittoが発売した空間装飾用テープ「HARU stuck-on design;」は、壁や床に貼ったり剥(は)がしたりが手軽に行えるので、個性的なアレンジが簡単にできる。
「貼ると世界が変わる篇」は、ルームコーディネイトにチャレンジしたくなる動画コンテンツ。ストーリーは白い壁に小さな男の子がクレヨンで落書きするシーンからスタートする。こりゃママに怒られるぞ――と思った次の瞬間、ママが近づいて壁のシートをサッとはがした。すると壁は真っ白な状態に元通り。ひょっとしたら、ママは愛する子のために落書きコーナーとして準備していたのかも。
続くシーンでは、落書きというか絵の数々をママが「作品」として壁に貼っていく。「HARU stuck-on design;」はそのテープ止めとしても使えるというわけ。テープの表面は、力強いタッチの作品に負けない、明るい色がそろっている。このほかフローリングやタイルの床のワンポイントとして、あるいは壁アートの素材としても活躍する。
賃貸物件に住んでいるとペイントは使いづらい。この製品は貼った後にきれいにはがせるテープなので、原状回復について悩む心配はない。ポップなアメカジ、ミッドセンチュリー、スペースエイジ、和モダン――いろんなテイストの部屋づくりに使えそう。
「HARU stuck-on design;」の素材は和紙テープ、OPPテープ(壁面装飾用)、PETテープ(床面装飾用)の3種類。色は8種類のカラーファミリーを軸とし、店舗装飾、展示会場の施工、アートな立体表現まで描き出せる。テープ幅は50~600mm(和紙テープの場合)。