【スポメディア・ウォッチ】
J2横浜FCのFW三浦知良(50)が2017年3月12日、ホームの群馬戦に先発出場し、今季初ゴールを挙げて最年長ゴール記録を50歳14日に更新した。
サッカー専門のウェブメディア「GOAL」13日付によると、カズの偉業達成はイギリスやイタリアの主要メディアでも報じられたという。
こぼれ球を左足で一閃
カズは前半40分、FWイバの放ったシュートのこぼれ球に反応し、相手GK、DFの位置を確認すると、左足を振り抜いてゴール右端に流し込んだ。得点後は華麗なステップから腰をくねらせ、16年6月以来の「カズダンス」を披露した。
イギリスの高級紙「ガーディアン」では、カズが世界最年長で得点を挙げた選手となったとして「1965年に、50歳5日でゴールを挙げたスタンリー・マシューズの記録を破った」と報じられた。「テレグラフ」でも、カズが世界最年長となったことが注目を集めた。
イタリア紙の「レプブリカ」は、「限界を知らないミウラ、50歳でのゴールは新記録」。1994、5年にカズが所属したイタリア・ジェノアの地元紙も「ミウラが歴史的ゴールを決め史上最年長の得点者となった」と伝えたという。