WBC中国投手が「スリッポン」履いていた シューズにルールないのか

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【スポメディア・ウォッチ】

   ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に、「スリッポン」のような靴を履いて試合に出場した中国代表の投手がいた。2017年3月8日付で米野球専門メディア「Cut4」が報じている。

   大半の選手は底面に突起がついたスパイクシューズでプレーするが、それ以外の靴を履いたらルール上の問題はないのか。

  • 「Cut4」がブルース・チェンの靴について報じた
    「Cut4」がブルース・チェンの靴について報じた
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「本当に快適そうな靴だ」

   記事は、3月8日に行われたWBC1次ラウンドのキューバ戦に先発した中国の投手・ブルース・チェン(39)のピッチングを伝えている。チェンは米大リーグで18年間プレーし、通算82勝。キューバ戦では2回2/3の間に49球、3被安打0失点2奪三振の好投を見せた。3回0死1塁の場面はダブル・プレーに切って落とした。

   だが、その足元は何とも違和感のあるものだった。記事はこう表現している。

「チェンは、引退後の選手が履くはずの靴を履いていた。本当に快適そうな靴だ。たぶんスリッポンか?」

   野球の試合にはシューズに関する規定はないのか。一般財団法人・全日本野球協会にJ-CASTが取材したところ、担当者は「細かいルールは各機構や団体にそれぞれ定めがあるはずなので、WBCがどうなのか、正確なところはすぐにはっきりと言えない」とした上で、日本のプロ野球の場合は「常識の範囲内で、よほど変なシューズでなければ、基本的に何を履いて試合に出ても大丈夫です」と話す。試合前のチェックも「やったことがある話は聞いたことがない」という。

   なお、日本で広く採用されている「公認野球規則」にはシューズに関する規則として「ゴルフシューズ、または陸上競技用シューズに使われているスパイクに類似した、先のとがったスパイクをつけたシューズは使用できない」とある。

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