「なめらか」技術で市場開拓
NTNは100周年を迎え、今後はどのような成長ビジョンを描いているのか。
同社は100周年を記念して「世界をなめらかにする仕事。」というメッセージと、「なんてなめらか(NTN)」というユーモアたっぷりのキャッチコピーを発表した。これまでの「ベアリング」や「ドライブシャフト」で培った技術やノウハウをもとに、「自然エネルギー」「電気自動車」「ロボット」「ビッグデータ」といった成長分野にも進出し、次世代技術によるものづくりを目指すとした。
コア技術に「改善」を積み重ね、攻めの姿勢も忘れずに「革新」に挑んできたNTN。この「両輪」が100年という歴史につながったのかもしれない。今後も縁の下の力持ちとして日本の「モノづくり」を支えていく同社に注目だ。