東風吹かば...120の梅を愛で、100年前の梅干しに見入り、梅ぢからを食す

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梅仕事に没頭した40数年の思いを語る

『百年の梅仕事』(著・乗松祥子、筑摩書房)
『百年の梅仕事』(著・乗松祥子、筑摩書房)

   明治時代から続く懐石料理の老舗「懐石 辻留」の店主・辻義一氏の下で働いた著者・乗松祥子氏。百年前の梅干しを譲り受け、現在は梅を扱う会社「延楽梅花堂」を経営している。『百年の梅仕事』(著・乗松祥子、筑摩書房、1836円)では、梅干し作りの名人である乗松氏が、梅の効用、梅干し作りの極意から「辻留流」人の育て方まで、梅にまつわる熱い思いを語り尽くす。

   「わたしと梅(梅干し嫌い、コンクリート都市での梅干し作り ほか)」、「生い立ち(子供の頃の手伝い ほか)」、「辻留は学びの場だった(辻留へ、辻留の上京 ほか)」、「辻留以後、味路喜、延楽(市川の生活、京の菓子 ほか)」「梅への決心(梅狂い、土用の太陽が ほか)」の全5章。

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