東風吹かば...120の梅を愛で、100年前の梅干しに見入り、梅ぢからを食す

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   「東風(こち)吹かば匂ひおこせよ梅の花主(あるじ)なしとて春を忘るな」。平安時代の「学問の神様」菅原道真が和歌で詠んだように、「梅」は春を象徴するもののひとつ。全国的に有名な茨城県水戸市にある偕楽園をはじめ、全国各地で2月下旬~3月上旬ごろをピークに梅祭りが行われている。今回は、日本で古くから愛される「梅」にまつわる3冊をご紹介。

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日本国内で見られるウメ120品種を紹介するハンディ図鑑

『ウメハンドブック』(著・大坪孝之、亀田龍吉)
『ウメハンドブック』(著・大坪孝之、亀田龍吉)

   「日本梅の会」会長で、長年に渡ってウメを研究し続けている著者、大坪孝之氏による、初心者向けのウメの品種図鑑『ウメハンドブック』(著・大坪孝之、亀田龍吉、文一総合出版、1512円)。梅園や庭先など身近に植えられている代表的な鑑賞用品種(花ウメ)約120品種を掲載。伝統的なものから枝垂れ、中国品種など幅広く紹介。各品種の特徴をおさえた写真を多数使用し、絵合わせで識別を楽しめる。また、ウメの種類を見分けるときの要点や着眼点のほか、庭先のウメを上手に管理する方法や全国の梅園情報も収録している。ウメの鑑賞がより楽しくなる一冊。

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