【スポメディア・ウォッチ】
甲子園であの「清宮ルート」がふたたび講じられるようだ。
2017年3月19日から開幕する第89回選抜高等学校野球大会(主催:毎日新聞社、日本高等学校野球連盟)で、清宮幸太郎選手(2年)を擁する早稲田実業高校(以下、早実)が「別ルート」で甲子園球場に入場する。スポーツ紙各紙が報じた。
「清宮フィーバー」はまだまだ続く
リトルリーグ時代から「怪物スラッガー」として、野球関係者の熱い視線を集める清宮選手。早実に進学すると人気は年々加熱。1年生で出場した15年夏の甲子園では、安全面を考慮し、一般人と接触しないルートで球場入りする異例の措置がとられた。
主将として迎える今大会も、「清宮フィーバー」はおさまることを知らず、ふたたび「清宮ルート」が取られるという。
高野連は3月2日、J-CASTニュースの取材に対し、まだ本決定ではない、と前置きしつつも
「雑踏警備の観点から、早稲田実業はほかの高校とは違ったルートから球場入りする案を検討している」
と答えた。