電話番号の交換なんてしません。その代わり...
【今ドキ女子中高生の「なう」事情その3:「高い」と感じるボーダーラインは「5000円」】
H&MやFOREVER 21といったファストファッションが主流の女子中高生。常日頃から少しでも安い物をゲットしようと考えているだけに、1アイテム5000円以上となると、「う~ん」と渋ってしまうようです。つまり、ファッションにおいてどんなに可愛くて、どんなにお気に入りが見付かろうが、安い物を沢山買いたい彼女達にとって、この金額が買う・買わないといったボーダーラインなのです。それには、ストリートに集まるギャザリングの時代から、ネットでのシェアリングの時代に変わったことで、彼女達のファッションもブランド主義ではなく、プチプラ主義の量産型に変化しているからだと言えますね。
【今ドキ女子中高生の「なう」事情その4:音楽にお金は掛けません】
筆者が高校生だった約17年前では、音楽も「質」が命!と、コンポもONKYOといった人気ブランドで購入することをステータスに感じていましたが、現代の女子中高生にとって音楽は「とりあえず聴ければオッケー!」と、クオリティは一切求めません。1枚1000円のCDがどんどんラックに積みあがっていくことに優越感を感じていた私達の時代では考えられないほど、音楽にお金を掛けるといったことに無関心なのです。YouTubeでは好きな音楽をダダ流ししたり、音楽聴き放題の無料アプリを利用したりと、「音楽=クオリティは求めず無料で聴くもの」といった考えが知らずと行き渡っていると言えそうです。
【今ドキ女子中高生の「なう」事情その5:電話番号の交換はしません!】
常にLINEで連絡を取り合う彼女達は、親との連絡もメールではなく、LINEが基本。もちろん電話をする時も、LINEの無料通話を使うのが鉄則です。つまり、連絡先を交換する時もLINEオンリーだけに、電話番号が一切必要ないと言うのです。調査した参加者の中での1番のツワモノは、「LINE友だち数=800人/電話番号登録数=5人」と、その極度な比率に驚きを隠せません。ただ、平均数値は「LINE友だち数=130人/電話番号登録数=50人」と、ここらへんが基準だと言えそうですね。そうであってもここまでLINEと電話番号の登録数の比率が合っていないこと、電話番号の登録数の少なさにビックリしますが...。