【スポメディア・ウォッチ】
J2横浜のFW三浦知良(49)は2017年2月22日、26日の開幕戦に向けた最終調整を行った。
開幕戦当日は、200人規模の報道陣が駆け付ける見込み。カズのテンションも「代表戦並みだね」と高まる。23日付スポニチアネックスが伝えた。
開幕戦当日が50歳の誕生日
カズは8日、C大阪との練習試合で左足親指を負傷し、4針縫うけがを負った。20日に抜糸する当初の予定は、試合中の再発を回避するという理由で開幕戦後へ延期された。カズは「開幕戦のプレッシャーでドクターの手が震えてできなかった」と笑わせ、「痛みはない」と話す。
22日はシュート練習に臨み、昨季18得点のFWイバとの連携を確認した。「イバの周りにいればチャンスは来る」。でん部に張りが出たので、早めに練習を切り上げたが、23日以降も状態と相談しながら調整し、試合には2トップの一角で先発するのが濃厚だ。
開幕戦当日は偶然にも、50歳の誕生日。試合会場のニッパツ三ツ沢球技場(1万5000人収容)のチケットは、クラブ史上初めて前売りで完売した。前人未踏の50代ストライカーへ。キングカズがまもなく、新たな境地を切り開く。