充電はどのくらいもつのか
最後に、電力について。
私は、「ZenWatch 3」のBluetoothを有効にしたままの利用で1日1回の充電。通常は2日間持つと思われる電力消費量ではあるが、私は余裕を見て毎日充電を行っている。
「ZenWatch 3」の充電操作は簡単で、満充電までの所要時間も速い。充電は、専用の充電器をウォッチ底面に合わせるだけ。磁力で吸引され接点が密着する。
「ZenFone 3」は、私は2日に1回充電している。使い方によっては、長くも短くもなると思われるので、参考までに私の使い方をご紹介する。私は、4GとBluetoothは常時ON。WiFiは利用時にだけON。ネットのブラウジングは1日1時間程度。会員制の映画サービスを1~2時間程度視聴する。というのが基本的なパターン。「ZenFone 3」の電力、ディスプレイを付けたままの映画の視聴を踏まえてみても、実用的な持続力ではないかと感じている。
爆発的な普及の起爆剤になるか
ここまで紹介してきた使い方は、「ZenWatch 3」と「ZenFone 3」の機能の一部にすぎない。スペースの関係でそのすべてに触れることが難しいが、「ZenWatch 3」は、時計単体としても普通に素敵で魅力があるだけでなく、なんといっても、録音や撮影、通知機能など「ZenFone 3」との組み合わせで、一気にその実力が拡張されることは、わかっていただけたのではないかと思う。
なお、私は両者を数週間使ってみて「今の便利さ」だけでなく、「未来の拡張性」も強く感じた。この先、ユーザーの実現したいことは、きっと「Android Wear」に対応した幅広いアプリケーション群が、「ZenWatch 3」らしさを活かした機能とアイディアでどんどん叶えてくれることだろう。