【スポメディア・ウォッチ】
球界の御意見番「張さん」こと張本勲氏(76)が2017年2月20日、日本ハムの沖縄・名護キャンプを視察し、侍ジャパンの中軸を担う日本ハムの中田翔内野手(27)に初めて「あっぱれ」を与えた。
21日付サンケイスポーツによると、中田は「あっぱれをもらえて良かった」と大喜びだったという。
中田「ほめちぎられました」
中田は強風にあおられる中、張本氏の眼前でフリー打撃を行った。力まない打撃フォームで31スイング中、柵越え3本。不満気だったが、張本氏に
「今日みたいに静かに打ったら、WBCでも結果を残せる。今日は5、6年見てきた中で初めて良かったね」
とほめられると、「あっぱれをもらえて良かった。ほめちぎられました」と照れ笑いを浮かべた。
「(本塁打)40~50本で3割は打てる」
とのお墨付きには、「札幌ドームはちょっと厳しいな...」と苦笑い。打席に入ってから無駄な動きがあると張本氏に指摘されて以来、心がけていた自然体のスイングが実を結んだ格好だ。中田は
「張本さんはさすが、理にかなったことを言ってくれている」
と感謝していた。