花粉症 日本人研究者による重大発見が
ついに撲滅に結びつくのか

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   すでに花粉の飛散がはじまり、くしゃみや鼻詰まり、目のかゆみといった症状に襲われる人が増えてきた。日本気象協会発表(2月14日現在)のスギ・ヒノキ花粉の飛散予測によれば、飛散ピークは福岡が2月下旬~3月上旬、高松・広島・大阪・名古屋・東京は3月上旬~中旬にかけて。金沢・仙台は3月中旬~下旬の見込み。またスギ花粉のピークが終わると、各地でヒノキ花粉がピークを迎えるという。いずれにしても早めの対策がカギとなるようだ。そこで今回は、花粉症のセルフケアや最新治療などについて詳しく知ることができる3冊をご紹介。

   J-CASTニュースの書籍サイト「BOOKウォッチhttps://books.j-cast.com/)」でも特集記事を公開中。

「Tレグ」――世界中が注目して熱をあげる研究最前線

『アレルギー医療革命 花粉症も食物アレルギーも治せる時代に!』(著・NHKスペシャル取材班、文藝春秋)
『アレルギー医療革命 花粉症も食物アレルギーも治せる時代に!』(著・NHKスペシャル取材班、文藝春秋)

   20世紀後半から、先進国で爆発的に増加したアレルギー「花粉症」。日本では国民の4人に1人が花粉症を、赤ちゃんの10人に1人が食物アレルギーを発症。「一度発症した花粉症は治らない」、「アレルギーになりたくないなら、アレルゲンをとにかく排除する」など、さまざまな情報が錯綜している。そこで治療のカギを握る存在として今、注目されるのが、日本人研究者が発見した新たな免疫細胞「Tレグ」。この細胞の働きが分かったことで、アレルギー発症メカニズムの解明が進み、完治を目指す根治療法の研究が世界中で始まっている。

   『アレルギー医療革命 花粉症も食物アレルギーも治せる時代に!』(著・NHKスペシャル取材班、文藝春秋、1404円)では、世界中の最新研究を丹念に取材し、アレルギーの予防と完治に向けた実践的な情報を公開している。

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