【スポメディア・ウォッチ】
Jリーグ鹿島からスペイン2部テネリフェへ移籍したMF柴崎岳(26)が体調不良に陥っている問題で、テネリフェのビクトル・ペレス・ボレゴGMが
「彼はクラブを退団するとは言っていない。テネリフェでプレーしたいと言っていた」
と明かした。
日刊スポーツの2017年2月15日付によると、地元紙「エル・ディア」の系列ラジオ局の番組で14日(現地時間)、述べたという。
「克服にどれだけかかるかはわからない」
柴崎は入団まもなくして胃腸炎を患い、チーム練習からの離脱を余儀なくされた。チームメートとは言葉の壁に阻まれており、体重が6キロやせたという現地報道もあった。
チームの公式サイトは13日(現地時間)、「柴崎選手は不安障害に陥っている可能性があり、専門医の診察を受けることになった」と公表。早くも日本への帰国を希望しているとの観測も流れた。
ボレゴGMはラジオ番組でそうした報道内容を否定した上で、彼がテネリフェ島に馴染んでいないことは認めた。「練習は出来ていないが、柴崎は落ち着いている。深刻になるほど大げさなものではない。柴崎のようなケースになることは多くの人にあるものだ。日本語しか話せないし、時間や食事など文化の変化は大きすぎる」と話した。